そうだ。手紙を書こう。
- 先が見えない今の時勢において、近しい人との近況確認の手段として
- 改めて文字に起こす事で呼び起こす思い
- あえて“手書き”にする事で感じる独特の刺激と表現
手紙(てがみ、英: letter)とは、用事などを書いて、人に送る文書。信書(しんしょ)、書簡・書翰(しょかん)、書状(しょじょう)などとも呼ばれる。古くは消息(しょうそく、しょうそこ)、尺牘(せきとく)とも呼ばれた。
狭義には封書(封筒で包んで届けるもの)のみを指して用いるが、広義には封書に加えて、はがき(封筒に入れずに送る書状)も含む。用事などを記して人に届ける文書が手紙である。
届ける方法は様々である。郵便で送るまたは誰かを介して渡す。直接手渡ししても良い。狭義には封書つまり封筒に入れた文書だけを指し、それが代表格であるが、広義には葉書類も含める。また1990年代なかば~2000年代前半以降は電子メールで要件を書いて送ることも一般化したのでこれも手紙の一種だと感じている人もいるが、その一方で「手紙(letter)」という用語はあくまで紙をつかったものだけを指す用語として使いたい、と感じている人々もいる。
特定の相手に届けるのが手紙である。不特定多数に見せたり渡したりするためのものはチラシと呼ぶことで区別され、別物である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
文字には個性が現れる。
手書きの手紙は相手に気持ちが伝わりやすい
▽手紙を貰う側が感じる3つのこと
①気持ちが伝わる … 手書きの文字が個性として出る
②特別感が生まれる … 普段なかなか貰えないものだからこそ
③手元に残る … 未来永劫に形として残る
▽手紙を書く事で得られる3つのこと
①相手のことを考える … より気持ちを込めて書くきっかけになる
②印象が上がる … 普段なかなか貰えないものだからこそ
③マナーを再認識できる… 手紙独自のマナーがある
◎デジタル化が進み、手書きの文化が廃れている。そんな今だからこそ書き手も受け手も新鮮に感じる。
参考:https://newhope.hope21.jp (21世紀印刷HPより)
故郷の両親や親戚・友人等、普段なかなか会えない方やお世話になった方へ、暑中見舞い、残暑見舞いを書いてみませんか。
短い便りですが、暑さの厳しい季節に相手の健康を気遣い、こちらの無事や近況を伝える言葉が、メールにはない温もりで互いの心が通い合うものです。夏休みの旅先から、その感想を添えるのも良いですね。あなたの思いやりの心を言葉に込めて、暑中見舞、、残暑見舞い用の官製はがきや夏らしい絵はがきで届けると、貰って嬉しい夏の便りになるでしょう。
▽ 暑中見舞い、、残暑見舞いとは?(起源・由来について)
「暑中見舞い」は、猛暑期に普段会えない方やお世話になった方の健康を気遣い壮健に過ごして欲しいとの願いを届ける夏の挨拶状です。近況報告等を交わす意味合いもあります。この習慣は、江戸時代に生まれたと言われ、由来はお盆に里帰りする際、直接に品を持参して祖先の霊に捧げていた事によります。江戸時代になると、お世話になっている人全般への贈答の習慣になっていきました。遠方で訪問出来ないお宅には飛脚便を使って贈り物や書状を届けていました。それが明治6年の郵便制度の発達とともに、この贈答の習慣が簡素化され挨拶状を送る習慣になって行き、大正時代に現在の「暑中見舞い」「残暑見舞い」という形が定着しました。
▽ 「暑中見舞い」「残暑見舞い」を送る時期について
<暑中見舞い> (2021年は7/19~8/6)
二十四節気の「小暑~立秋の前日」にかけて送るのが通例です。
実際の暑さより暦が基準になります。
<残暑見舞い> (2021年は8/7~8/31)
立秋~8月末頃までに届くように送りましょう。
遅くても「処暑の候」に届くように送りましょう。
参考・引用 https://www.midori-japan.co.jp/letter/ (ミドリ(㈱デザインフィルサイト)より)
タイトル:ラストレター
上映日:2020年1月17日
制作国:日本
上映時間:121分
あらすじ
裕里(松たか子)の姉の未咲が亡くなった。裕里は葬儀の場で未咲の面影を残す娘の鮎美(広瀬すず)から、未咲宛ての同窓会の案内と未咲が鮎美に残した手紙の存在を告げられる。未咲の死を知らせるために行った同窓会で学校のヒロインだった姉と勘違いされてしまう裕里。そしてその場で初恋の相手・鏡史郎(福山雅治)と再会することに。勘違いから始まった裕里と鏡史郎の不思議な文通。裕里は未咲のふりをして手紙を書き続ける。その内のひとつの手紙が鮎美に届いてしまった事で、鮎美は鏡史郎(回想・神木隆之介)と未咲(回想・広瀬すず)、そして裕里(回想・森七菜)の学生時代の淡い初恋の思い出を辿り出す。ひょんなことから彼らを繋いだ手紙は未咲の死の真相、そして過去と現在、心に蓋をしてきたそれぞれの初恋の思いを、時を超えて動かしていく-
監督/脚本/原作 岩井俊二
出演者:・松たか子・広瀬すず・庵野秀明・森七菜・小室等・水越けいこ・木内みどり・鈴木慶一・豊川悦司・中山美穂・神木隆之介・福山雅治・隆谷凪
#止まっていた人生からの卒業に泣けるお話
#あの時、行動していれば人生が大きく変わったのかも知れない
#誰かがその人の事を思い続けていたら、死んだ人も生きている事になるのではないでしょうか
タイトル:劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン
上映日:2020年9月18日
制作国:日本
上映時間:140分
あらすじ
代筆業に従事する彼女の名は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。
人々に深い、深い傷を負わせた戦争が終結して数年が経った。世界が少しずつ平穏を取り戻し、新しい技術の開発によって生活は変わり、人々が前を向いて進んでいこうとしているとき。ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、大切な人への想いを抱えながら、その人がいない、この世界で生きて行こうとしていた。そんなある日、一通の手紙が見つかる…。
監督:石立太一
脚本:吉田玲子
原作:暁佳奈
出演者
・石川由依・浪川大輔
#一通の手紙に想いをのせて
#会えないけど会いたい。溢れる思いを言葉で紡ぐ
#見終わったあとは非常にやさしい気持ちになりました。
タイトル:硫黄島からの手紙
上映日:2006年12月9日
制作国:アメリカ
上映時間:141分
あらすじ
2006年、硫黄島。地中から発見された数百通もの手紙。それは、61年前にこの島で戦った男たちが家族に宛てて書き残したものだった。届く事の無かった手紙に彼らは何を託したのか--。
監督:クリント・イーストウッド
脚本:アイリス・ヤマシタ
出演者
・渡辺謙・二宮和也・伊原剛志・加瀬亮・松崎悠希・中村獅童・裕木奈江・ルーク・エバール・マーク・モーゼス・ロクサーヌ・ハート・尾崎英二郎
#第2次世界大戦時の最も悲劇的な戦いと言われる“硫黄島の戦い”を日本側の視点から描いた戦争映画
#戦争にはそれぞれの正義があってそれを守る為に戦っているだけなのかも知れない
#最後の手紙に全てが集約されている
参考・引用:https://filmarks.com/ (フィルマークスより)
おわりに
「集まり方改革」と銘打っているホームページに載せる内容としていかがなものか。そう感じながらも対面をせずに心を通わせられ、万国共通のツールとして古来より存在する「手紙」に一度触れておきたい。そういう思いで今回は題材として取り上げました。人と人との直接的なやり取りがしづらかったり、禁止されている今だからこそ。そして疎遠になっているけど連絡を取りたいあの人に向けて、手書きの手紙を書いてみるのも良いのではないでしょうか。
この記事を書いた人

千葉県出身群馬県在住。週1回の映画とサッカー観戦がルーティーン。時節の旬な事柄であったり、“へぇーっ”と思わず口に出してしまう様な有意義なコラムを展開できればと思います。
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